さいたま市見沼区の歯医者、歯科医院

スマホ用メニューボタン

048-684-0919

受付 9:30-13:00/14:30-19:00(木曜・日曜休診)

お問い合わせ

院長ブログ

blog

HOME > 院長ブログ > 歯医者が苦手 > 歯を抜きたくない方へ

歯を抜きたくない方へ

2022年03月17日

カテゴリ:歯医者が苦手

今からでも遅くはありません、1番の基本は精密な治療を受けることと、同じくらいに大切なのは、毎日のブラッシングです!!

 

歯を抜きたくない方は2種類いらっしゃいます。

歯周病で抜きたくない方と、むし歯で抜きたくない方です。

まずは、歯周病で歯を抜きたくない方へ


歯周病で歯を抜きたくない方へ
歯周病とは、歯が埋まってる骨が溶けて歯がぐらぐらになってしまう病気です。そうならないように、まずは正しいブラッシングが大切です。正しい歯ブラシを毎日行うだけで、歯周病の進行が止まります。歯周病が高度に進行している場合は残念ながら歯周組織の回復が困難ですので、ホープレスという診断になってしまいます。歯を抜きたくない場合、歯周外科でエムドゲイン(保険外)をする場合もありますが、一番大切なことは、そうならないように事前に手を打つことなのです。それには、何よりも毎日の正しいブラッシングが不可欠なのです。

 

 


虫歯で歯を抜きたくない場合
虫歯で歯を抜きたくない方へ  歯肉縁下カリエスになった場合、歯周外科で何とかなる場合もありますが、基本的には残存歯質が全周ないような歯は残念ながらホープレスになってしまうでしょう。虫歯が大きすぎ歯肉縁下にある場合もホープレスの対象になります。小さい虫歯の治療で、大事なのは神経を抜かないことです。神経を抜くと歯は寿命が短くなってしまいます。かといって、感染している神経は残せません。ということは、神経が感染してしまったら、神経を抜いて、その歯は将来抜歯になる可能性は高くなるのです。歯の隣接面から進行したカリエスは、大きくなってから発見されることもあります。また、クラウンの中で進行する虫歯も発見が遅れます。そうして、神経を抜く治療になってしまうこともあります。神経を抜く治療は、可及的に避けたほうがいいですが、かと言って残しておくこともさらなる問題を招くことになります。また、一回虫歯になってしまった歯は、再治療を繰り返して最後には抜歯になってしまうという運命を背負っています。

初期虫歯の時はとにかくブラッシングして穴があかないようにすることが大事です。

一番大切なことは、毎日の正しいブラッシングなのです。毎日の正しいブラッシングを行えば、虫歯は新たに出来ません。また、歯周病が進行しても根面カリエスになってしまいますので、歯茎が退縮しないようにすることも大切になってきます。

 

※このページは、今後歯を抜きたくない人のために書きました。

※すでに、高度な虫歯や歯周病になってしまった方も、ブラッシングにより新たに虫歯が作られるのを阻止できます。ホープレス以外を残す努力をしましょう。